幼児英語は小学生には遅い?

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小学性の英語事情

小学生から始まる英語の授業に合わせて、
英語教室に通い始める小学生も多いですね。
その理由としてよく言われているのが、

・日本語が定着したほうが英語がしっかり身につくから
・遊びではなくて学問として勉強させたいから

長男のクラスの子供たちも、
小学生から英語教室に通い始める子が多くいます。

しかし、幼児英語とは違う、
親子さんの悩みもあるようでした。

小学生が挫折するポイント

幼稚園とは違い、小学校は「学問を学ぶ場所」
当たり前ですが、勉強色が一気に強くなります。
そのため、勉強系の習い事を始める子供が多くいますが、
「勉強」が嫌だとなかなか定着しにくいようです。

また、ほかの習い事で忙しく、
見込みがなければ辞めてしまうというケースも多いですね。

幼児と同じく楽しく学べる要素は必要ですが、
言葉の理解力がついてきているので、
感覚的に身につける幼児英語と同じ方法では
「何言ってるのかわからない」
ということがストレスとなり英語学習は続きません。

ポイントとしては、
・楽しく学べる
・理屈で理解できる

という部分が大切になります。

小学生クラスの英語教室の趣向

昔から言われていますが、
リスニング、トーキングの授業が
ほとんどない日本の授業では、
ほとんどの生徒が話せません。

外国からしてみたら、
昔ながらの日本の英語の授業は異質でした。
・リスニング
・トーキング
・ライティング

を網羅した方法は外国語を学ぶのには超常識です。

その部分を克服するための英語教室が、
ここ数年でかなり増えてきました。
英文の朗読の強化、会話のシュミレーションなどを、
積極的に取り入れるようにしているようです。

さらにはカタカナ英語の発音ではなく、
英語の発音を意識して、
日本式の英語の「お勉強」からの脱却を図っています。

日本語が定着している小学生に効果的な英語学習方法

英語勉強は家でも出来ることはたくさんあります。
理解力の進んだ小学生には、
大人と同じ方法が効果的です。

◎日本語で内容の分かる映画を英語音声に

例えば、子供なら誰もが見ている、
「トトロ」や「ディズニー映画」が最適です。
内容が分かる映画なら、英語音声になっても
ストーリーを記憶しているので、
英語音声に集中でき、
「こういう時は英語でこう言うのか」
という発見がたくさんあり、とても楽しめます。

英語字幕にしたとき、知らない単語が出てこれば、
その場で止め辞書で調べると、さらに効果的です。
ストーリーが分かっているので、
その意味もすんなり記憶しやすくなります。

◎ゲーム感覚でできるCD-ROM英語教材

我が家で使用していた「ビーゴグローバル」という
CD-ROM教材は英語教室のお友達に大人気で、
たくさんのママ友に貸しました。

英語にあったお話の絵を選んだり、
マイクを使って英語で話したり、
お話を読んだり、発音強化のシステムもついていて、
とっても万能な教材です。

ゲーム感覚でできるところが、
小学生にはぴったりで飽きないようです。
キャラクターもかわいく、
ペットを育てたりできるので、愛着がわきます。

まとめ

日本はまだまだ外国人と触れる機会や、
外国語が日常化していません。
日本語だけしか話せなくても生活できてしまう環境が、
英語を定着しにくくさせている現状があります。
そういった時間を意図的に作る工夫をしましょう。

海外旅行などやプライベートな時間に、
外国人と触れる機会があると、
「英語を勉強して自分のことを話せるようになりたい!」と、
モチベーションが上がる小学生は多いようです。

私たち親は「勉強」で英語に触れてきましたが、
英語を「勉強」にしない工夫をし、
言葉は「コミュニケーションツール」ということを、
伝えていけたらいいですね。

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